BASS

ベーススラップの練習「できない→かっこいいと言われるまでの道」

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スラップは派手な音色で、音にもインパクトがありますね。

 

ベーシストとして、一度は通っておきたい道ではないでしょうか?

 

ウルとま
スラップってどうやったらいいの?

 

そんな疑問をお持ちのあなたへ、まずは、スラップの基本から、練習方法まで分かりやすく書いていきます。

 

この記事をお勧めする方

  • スラップに興味があるけど、まず何をしたらいいか分からない方。
  • スラップで躓いている方。
  • スラップの上達方法が知りたい方。

 

僕は、ベースを始めて、2年ほど経った頃から、スラップ奏法に興味を持ち、練習し始めました。

 

早い遅いは、まったく関係ないんです。

 

興味があるということは、チャレンジするチャンスですよ!

 

てらすみ・ぎもん

そもそもスラップってなんだよ?

親指で叩く?音が出ないじゃん!?

なんであんなに早く弾けるの!?

 

スラップに関しては、正直言うとかなり難しい域に入ってきます。

 

ウルとま

まぁそれもコツを掴むまでなんですがね。

そんなコツをぜひ掴んで頂きたいです。

 

ウルとま
こんにちは。ウルとま(@ulutoma)です。

 

正直言ってしまうと、初心者がいきなりスラップを弾き始めるのは、お勧めできません。

 

右手の特殊な動きに加えて、左手も大いに活躍させなければなりません。

 

多少ベースに慣れてきて、右手、左手共に思い通りに動かせるようになった頃が挑戦への頃合いです。

 

ウルとま
この記事は実際にプロジャズベーシストからレッスンを受けた

ベース歴 20年

セミプロ経験ありのウルとまが書いていきます。

 

スラップの練習の基本(サムとプル)

 

まずは基本スタイルから見ていきましょう。

 

音数が多く聞こえるため、派手な奏法に聞こえますが、構造としては意外とシンプルです。

 

どのように練習して、引き出しを作っていくかがポイントです。

 

ポイント

サムとプルの組み合わせで、スラップは成り立っている。

 

それぞれ見ていきましょう。

サムピング

通称:サム

親指で弦を叩いて鳴らす

 

サムで躓いてしまうことが多いはずです。

 

実際、僕も最初は上手くできませんでした。

 

ポイント

  • 手首を回す
  • 叩いた瞬間の反動で弦から素早く離す

 

この2点を重点的に意識してくださいね。

手首を回す?どういうこと?

  • 親指を立てて、goodボタンの形にする。
  • そのまま右左へ降る。

 

ドアノブを回すイメージとよく言われますね。

 

しかし、自分はイメージしずらかったのを覚えています。

 

注意ポイント

回転させることに注視する。

力を抜く!

中指から小指は卵を優しく握っているイメージで!

 

本質を言うと力はまったくと言っていい程いりません。

 

回転させるだけでいいのです。

 

しかし、上手いベーシストも最初は力任せだったり、粗い弾き方を通っています。

 

これは通るべき道でもあります。

 

負荷をかけることにより、必要な筋肉がつき、力を抜いても良い音が出せるようになるからです。

 

まさに筋トレ道です。

 

ですから、最初は力が入ってもいいのです。

 

徐々に力を抜けるようになれば、高速な回転を得ることが出来ますよ!

プリング

通称:プル

人差し指や中指で引っかけて鳴らす

 

プルに関しては、普通に最初から出来る方もいるくらい、難しいものではありません。

 

しかし、注意すべきポイントだけは心得ておいてくださいね。

 

注意ポイント

  • 深く指を入れ込み過ぎない
  • 力いっぱい引っ張らない

 

深く指を入れ込み過ぎてしまうと、

 

  • 指が痛くなる
  • 出だし(アタック音)が遅れる
  • 弦を切ってしまう事もある

 

このようなことが起こります。

 

特にアタック音が遅れてしまうと致命的なリズムの乱れになります。

 

プルは多くの場合に、高い音を出します。もちろん、低音で使用することもありますが。

 

高い音は、アクセントが付きやすく、更にプル自体ものすごいアクセントになります。

 

そんな強調されまくった音がズレてしまったら・・・?

 

リズムのズレが露わになってしまいますね。

 

この辺りに注意すれば問題ないでしょう。

ミュートとゴーストノート

スラップと言えば、高速で弾いているように聞こえませんか?

 

ですが、人間ですので限界はあります。

 

多くのミュージシャンが高速で弾いているように聞かせられるのは、

ミュートとゴーストノートを組み合わせているからなのです!

 

とはいっても、ピッキングする手はスラップではミュートは出来ません。

 

では、どうすればよいのでしょうか?

 

そうです!押し弦をする手でミュートをするのです。

 

右利きの人は左手ですね。

 

ここでは左手で書いていきますので、左利きの方は左右を逆にしてください。

 

一般的な音が鳴らないようにするミュートも大事です。

 

左手ゴーストノートの出し方

左手の人差し指でミュートし、中指、薬指、小指の3本で弦を叩く

 

左手ゴーストノートを、使用することによって、通常の倍近くの音数が得られるため

高速で弾いているように、聞こえるのです。

 

重要ポイント

ゴーストノート

 

ゴーストノートをいかに入れ込むかが、最大のポイントとなります。

ベースのスラップで「出来ない」「弾けない」「音が出ない」原因は?

 

なっしゅびる・げっつ
スラップは難しい!

なかなか弾けないよ。

音が上手く出ないし!

 

そんな声が聞こえてきますね。

 

ウルとま
安心してください。

すべてコツがあり、解決できる問題ですから。

サムピングに注視すべし!

寧ろ、僕自身最初はサムしか練習しませんでした。

 

サムがある程度出来るようになれば、プルは手首の回転に合わせて引っ掛けるだけでいいからです。

 

ウルとま
実際にプロのジャズミュージシャンに習った事ですので、安心してください。

 

まずは、

  • 右手はサムのみ
  • 左手は人差し指でミュートをし、ゴーストノートを出す。

 

ひたすらこれを練習しましょう。

 

はっきり言って、退屈です(笑)

 

ですが、これが近道ですから!

 

左手人差し指は、ずっとミュートしたままです。

サム、ゴースト、サム、ゴースト・・・・

これの繰り返しです。

 

右、左、右、左ですね。

 

最初は1分もしたら、左手が悲鳴をあげてくるはずですよ?

 

そしたら、少し休憩してまたトライ!

 

重要ポイント

メトロノームを使って練習しましょう!

スラップは、テンポやリズムが命と言っても過言ではない奏法です。

最初から、メトロノームをセッション相手にする癖をつけておけたら、上達が速くなります。

 

ばっちりテンポが合っていたら、メトロノームの音が聞こえなくなります。

 

この状態で3分ほど続けられるようになるまでは、ひたすら叩きまくるのみです。

 

スパルタですwww

極意

そして、ある程度出来るようになったら、8小節で表裏を入れ替えましょう。

入れ替えるだけで、リズムがよれたりします。

8小節で入れ替える。また8小節で入れ替える。をひたすら繰り返し練習することです。

 

1ヶ月もすれば、ほぼほぼ自由が利くサムピングが習得出来ていますよ。

 

目標

サムのみでBPM150~160くらいの曲を弾けるようになること

最初は筋トレ感覚で。

筋トレと言えばどんなイメージですか?

  • しんどい
  • 単純
  • 続かない

僕としてはこんなイメージです。どうですか?

 

しかし、ある一定ライン(成果が現れる)を越えると逆に楽しくなってきませんか?

 

もっとムキムキになりたい!なんて野望が芽生え始めます。

 

スラップにおいても同じことが言えます。

 

正直、最初はしんどいし、つまらないし、これで本当に上手くなるのかなぁ?なんて思ってしまうこともありました。

 

そんなネガティブ思考を排除するためにやったことを書いておきます。

 

参考になれば幸いです。

実際の練習

  1. 始めにストレッチを行う。
  2. 軽く準備運動がてら好きなフレーズを弾く

 

ここから、筋トレコーナ!!!

 

  1. 30分と決めて、メトロノームに合わせて自分と戦う。
  2. 休憩
  3. フリータイム(なんでもありの好きなように弾く)
  4. 最後にもう一度筋トレメニュー

あれ?最初より少しマシになってない??

 

ポイント

最初と最後に2回、時間を決めて行う。

 

1セットでもやらないよりは全然いいのですが、2セット行ったら単純に2倍の速さで成長できます。

 

時間を決めるのも大事。

 

ダラダラやっても無駄になるので、これだけ!としっかり区切ってしまうのが良いでしょう。

 

あとは、毎日少しでもベースを弾くこと。

 

これが一番大事かもしれませんね。

焦らない、慌てない、チェックすること。

いきなり今日できなかったことが明日にずばっと出来るようになることはまず有り得ません。

 

徐々に徐々にです。

 

誰もが通る道ですので、焦らずいきましょう!

 

気持ちを軽くして、1ヶ月後には弾けるようになってやる!

 

と、ゆとりを持ってトライしてください。

 

そして、ピック、指弾きでも言っていますが、録音、録画してしっかり客観的に見ること。

 

間違ったことをずっとやっていたら、間違った癖がついてしまいます。

 

変な癖は直すほうが苦労するので、最初から良い癖をつけるように気を付けるべきです。

 

そして、良い癖は上手い人を真似る!

 

これに限りますよ。

スラップの練習で気を付けること

 

とにかく練習することも一つの手ではあります。

 

しかし、あらかじめ気を付けるポイントを知っていたら、尚更良いでしょう。

1にリズム、2にリズム・・・

とにかくスラップはリズムが命です。

 

ベース自体リズム命なのですが。

 

スラップは露骨に乱れが出てきます。

 

その代わり、バシッと決まった時には、ビチビチ締まります。

 

重要ポイント

点でリズムを捉える

 

心がけてください。

徹底的にドラムにビタ合わせする。

上記のことと多少被ってきますが、バンド演奏になった際は基準はドラムです。

 

もし、ドラムがもたったり、走ったりした場合どうしていますか?

  1. 敢えてずらして引っ張る。
  2. しょうがなくドラムに合わせる

①番は、正直得策ではないと考えます。

 

スタジオ練習の時などは、OKです。

 

しかし、ライブになった際は、噛み合っていない演奏をお客さんに聞かせてしまうことになります。

 

ライブの際は、②を選択するのがベストです。

 

ここで必殺の③番が出てきます。

 

なっしゅびる・げっつ
そんな選択肢ねーじゃねーかぁ!

 

ってやつです(笑)

 

アイコンタクト、もしくは寄って行って気付かせて、軌道修正する。

 

敢えてあげなかったのは、演奏にもライブパフォーマンスにも余裕がないと、自分のベースプレイにも影響が出てしまうからです。

 

そのためには

メモ

常にお互いの音を聴く

これがメンバー全員にとって、非常に大切なことになってきます。

アクセントをつけるところに注意!

何度も言っているので、そろそろ聞き飽きたかもしれません。

 

スラップはアクセントが強い!

 

この特性を生かすには、アクセントを持っていくポイントを間違えたらえらいこっちゃです。

 

特にプルですね。

 

スネアに合わせると全体が締まります。

 

しかし、ずっとスネアに合わせてるだけでは、面白みがありません。

 

必殺技

敢えてズラす技

 

効果的でインパクト絶大ですが、使用箇所を間違えてしまったら、ぐちゃぐちゃな演奏になりかねません。

 

アレンジをする際に、

  • どこにアクセント
  • どのようにアクセントを
  • どんな意図でアクセントを

 

これらをメンバー間でしっかり共有し、話し合っておきましょう!

 

かっこいいスラップとは?

 

そもそも、かっこいいスラップってどんなものでしょう?

  • すげー速いやつ?
  • グルーブが気持ちいいやつ?
  • パフォーマンスが派手なやつ?

いろいろ挙げられますね。

カッコいいの定義

結論から言ってしまいます。

結論

あなたがカッコいいと思うものが、かっこいい

あの人が・・・

だれだれが・・・

そんなことは気にすることはありません。

 

ここは自己主張するべきです。

 

これがかっこいいんだと自信もって突き進みましょう!

目標を明確にしよう

自信を持つためには、目標を明確にすることです。

 

てらすみ・ぎもん
これいいんじゃないかなぁ?

かっこいいと思うんだけどなぁ・・・

ウルとま
ダメダメ!かっこいいと言い切るんだ!

 

これがカッコいいんだ!と自信を持って演奏しましょう。

 

自信は音にも表れますから。

音作りの目安

 

音作りにも触れていきます。

 

それぞれ好みの音というものがあるので、すべて鵜呑みにすることではありません。

 

しかし、スラップの音というものもあるので、知識として知っているに越したことはありません。

 

基本からアレンジを加えていくのがベストでしょう。

ドンシャリが向いている

いわゆるドンシャリですね。

 

ローがドン!ハイがシャリ!です。

 

EQで考えたら、MIDが凹んでる谷形です。

 

ローとハイが持ち上がってるのです。

 

一般的にドンシャリがスラップには適した音と言えます。

向いているベースのタイプ

完全に好みです。

 

ピック弾きの記事で上げさせてもらってるさちさんはウッドベースでピック弾きをしてます。

 

稀なケースですね。

 

これではわかりづらいので、オーソドックスなものを上げておきます。


アトリエZはスラップ奏者では愛用している方が多いメーカーです。

 

ドンシャリ系のラインナップがおススメですね。

 

個人的にクリアなものがカッコいい!という趣味ですね。

パワーアップアイテム!

飛び道具としてエフェクターをかましても面白い試みが出来ます。

 

ぶっ飛んだものは使用箇所に注意してくださいね。

 

コンプレッサー

コンプレッサーを使用する方は多いです。

 

音の粒を揃えるために。

 

しかし、かけ過ぎには注意です。

 

アクティブ差が失われてしまうからです。

 


ダイナコンプはコンプの代表的存在。

 

コンプと言えば?

 

ウルとま
ダイナコンプ!!!

 

 

歪み系

歪ませると暴れ馬のように激しくなります。

 

マジで!かっこいいです!

 

しかし、芯が無くなるので埋もれがち。

 

ボリュームも上げて、攻め上げるときにIN!!です。

 

ソロを弾く際には、もってこいのじゃじゃ馬ですね。

 

ベースシンセサイザー

シンセはぶっとび系です。

 

おもしろいことは出来ますよ。

 

一味違う味付けを求めるなら、エレハモのシンセ一択でしょう。

 

聴いておくべきスラップ奏者

ラリー・グラハム

スラップはこの方抜きでは語れないです。

 

「スラップの生みの親」

 

Pow!!は課題曲として使われることも多々ありですね。

 

フリー

ご存じレッチリのベーシスト。

 

変態ベーシストとはこの人の為の言葉でしょう。

 

異次元の世界をご堪能ください。

 

意外や意外!声がお茶目なんですよね(笑)

鳴瀬 善博

愛称:なるちょ

 

チョッパーを多用されるために付けられたあだ名とも言われています。

 

表現力の凄さには圧巻です。

 

ライブでのトークの面白さも人気の一つ。

 

 

ベーススラップの【基本】まとめ

いきなり派手なプレイをしたくなるのも、よくよく分かります。

 

しかし、基礎をしっかり身につけておかなければ、どんなにあがいても、上達していきません。

 

簡単そうに派手な高速スラップをしているプロも、最初は地道に、基礎練習を積み重ねてきたんですね。

 

この記事では、以下のことをまとめています。

 

気になるところは、もう一度ご覧ください。

 

スラップ奏法のまとめ

  • スラップの基本、手首を回転させる
  • 力を抜くこと
  • サムとプル(特にサムを重視する)
  • ゴーストノートの大切さ
  • アクセントの持っていき方には要注意!
  • 練習ではメトロノームを使おう。
  • 音作りはドンシャリがおすすめ。

 

 

ウルとま
今回はベースでスラップの練習「できない→かっこいいと言われるまでの道」についてでした。でぁ。また。

ウルとま

ウルとまのロゴ

 

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

 

 

 

  • この記事を書いた人

とま

中学3年からベースを始め、高校2年からバンドを始める。 20年以上、趣味は音楽一筋。 ベースについての知識を余すことなく、発信していきます。 現在進行形でボイトレを学んでいます。 「楽しむ」が、人生のテーマ。 「一人でも多くの人に、音楽を楽しんで欲しい。」 「音楽で悩むことの手助けになりたい」 そんなブログを目指しています。 「リアルな体験、リアルな言葉を箱へ詰めてお届け」 そんな由来の【まことばこ~真箱~】 座右の銘は「絶対は自分の為だけにある」